鏡面研磨仕上げによるコンクリート素材の変化を見てみる
2021.09.07
鏡面仕上げ
こんにちは!創研です。
鏡面研磨のお仕事で、最終の状態を見ていただくことは多いですがなかなか作業途中の変化をお見せすることがないと思い、
どんな変化があるのかを皆さまに体感していただこうと思います。
今回は、ホームセンターで販売されているコンクリート板がどの様に変化していくか、わかりやすいように写真で説明してみようと思います。
まずはこちらホームセンターで購入したままのコンクリート板です。表面にはあばたや巣穴があるような、普通のコンクリート板。
これを鏡面仕上げ時に実際に使用する機材を使いながら、番手を上げていくとどのように変化するのか記録してみます。
①#30のメタルダイヤで研磨
1工程目は#30のメタルダイヤにて研磨をしてみました。研磨後の状態は、骨材が露出していますが、表面にはあばたと巣穴が残っています。
続けて2工程目に進んでみましたが、#60のメタルダイヤにて研磨をしたところ、表面の状態はあまり変化しませんでしたので写真は割愛しております。
次の工程に期待してみます!
②#120+専用薬剤で研磨
3工程目として、#120のメタルダイヤ+専用薬剤にて湿式研磨です。表面のあばたと巣穴が埋まりツルツルした状態になります。
4工程目は表面強化剤の塗布と乾燥ですが、表面の状態に変化はありませんでした。なので、こちらも写真は割愛。
③レジンダイヤ#100で研磨
5工程目はレジンダイヤ#100で研磨ですが写真は省略します。
6工程目はレジンダイヤ#200で研磨、7工程目はレジンダイヤ#400で研磨をしていますが、大きな変化は写真では分かりづらいため割愛します。
そして、写真は8工程目のレジンダイヤ#800で研磨の状態です。骨材がまるでデザインされているかのようにきれいに配置されています。
少しわかりにくいですが、コンクリートの右下はテカリが見えます。触るとだいぶなめらかで美しい!
いかがでしたでしょうか?
写真ではわかりにくいですが、コンクリート表面のあばたと巣穴が綺麗に埋まり、骨材が露出して表面も硬くなっていて輝いています。
最初のホームセンターで購入しただけの板とは全然違いますよね。
詳しくは弊社工場までご見学に来て頂ければ、実際に施工した床をお見せできます。
基本的にはメンテナンスフリーなので塗床や貼り床と違い、改修工事の必要はありません。そこが鏡面研磨の魅力でもあります。
ご予算により#100・#200・#400・#800・#1500・#3000までの仕上げや表面保護剤、撥水剤の塗布なども可能です。
また新築、改修などの現場状況により若干の施工手順や方法の違いがありますが、
その辺りは現地確認をさせていただきながら、臨機応変に対応させて頂きますのでご安心ください!
施工実績でも、写真にて掲載をしておりますので是非ご覧ください。
【施工実績】
では、簡単ではありますが鏡面研磨仕上げの研磨変化についてでした。
ご興味を持っていただきましたら、お気軽にご相談くださいね。
皆さまの理想の空間づくりをお手伝いいたします。