鏡面仕上げは、仕上げ材を剥離・切削し、その下にある素材により施工方法が異なります。下地の状態や形状、全体のゆがみなどを調査することで鏡面仕上げの可能性を模索します。コンクリートの状態を見極めて施工ができる、プロの技が光ります。
FLOW-01塗膜の撤去、養生、機材の搬入
施工範囲を確認し、養生や機材搬入
塗膜がある場合は丁寧に剥離作業を行い撤去します。出てきた下地材の状態を確認しOKであれば作業準備を行います。段差やゆがみ、傷みがある場合は別の方法で鏡面仕上げの土台を整えることがあります。
FLOW-02研磨スタート
状況を見ながら、研磨レベルを上げていく
鏡面仕上げは、4段階のレベル別に研磨施工を行います。大型ショッピングモールやショールーム、工場・倉庫では必要な機能性や目的が異なるため研磨のレベルが異なります。最初は粗いダイヤモンドで、その後番手を上げて細かいダイヤモンドで研磨します。
FLOW-03ワックスがけ、片付け
全体の研磨終了後、表面を整える
希望レベルまでの研磨が終了したら、隅々まで確認をして最後のワックスがけを行います。これにより、鏡面仕上げの本来の姿を長く維持することができます。もちろん、状況によりワックスがけをせずに完了とすることもあります。
FLOW-04お引渡し
ワックスが乾いたら、最終確認、お引渡し
ワックスが完全に乾いたら、最終確認を行います。見違えるようにきれいになった鏡面仕上げの床は、すがすがしく気持ちがいいものです。今後は、日々の簡単なお掃除できれいにできるため、施工後も喜んでいただけます。